以前、「ガイアの夜明け」という番組で
シックハウス・化学物質過敏症の特集をしていました。
家があなたを壊すとき
~シックハウス・化学物質過敏症と闘う~
化学物質過敏症の患者さんは
全国に70~100万人いるそうですが、
この番組を見たときに、
「他人事ではないな!」と思いました。
子どもの頃は大丈夫だったのに、
大人になってから花粉症になる人が
最近増えています。
人にはそれぞれ、化学物質に対する
免疫力があります。
分かりやすく、
免疫力をコップに、
化学物質を水に例えると、
水(化学物質)を毎日摂取していると、
コップ(免疫力)に水がどんどん溜まっていきます。
コップの中の水が満タンになるまでは症状は出ませんが、
ある日突然、満タンになって水が溢れる時が来ます。
その時にアレルギー反応として症状がでるのです。
それと同じで、化学物質過敏症も、
今が大丈夫だから、気にしないのではなく、
生活環境次第では、
いつ発症してもおかしくない病気なのです。
いつ発症するか分からない
病気に対してできることは、
化学物質との接触を極力減らすことです。
特に、住宅は寝る時間はもちろん、
人生のほとんどを過ごす空間です。
自分だけならともかく、
家族や子どもを安心して育てるには、
それなりの知識と対策が必要になります。